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「ファイブアイズ」は日本を加えて「シックスアイズ」になるか?―中国メディア

配信日時:2020年7月31日(金) 7時50分
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29日、中国メディアの観察者網は、「ファイブアイズ」に日本が加わる可能性について論じる記事を掲載した。資料写真。

2020年7月29日、中国メディアの観察者網は、米国を中心とした5カ国による機密情報ネットワーク「ファイブアイズ」に日本が加わる可能性について論じる記事を掲載した。

記事は、英紙ガーディアンの報道を基に、「中国から西洋を切り離すことを主張している英国の右翼議員が、『ファイブアイズ』(米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)が『シックスアイズ』へと拡大し、日本がこれに加わる可能性について言及した」と紹介した。

ガーディアンは、「新型コロナウイルスが戦略的物資における西側諸国の対中依存を明らかにし、ファイブアイズとしては中国の物資に対する依存を減らしたい思惑がある」と指摘。「この戦略的物資にはレアアース(希土類)が含まれている。米地質調査所によるとこの10年、平均すると世界のレアアースの生産と供給の90%以上を中国が占めていた」と伝えた。

その上で記事は、「欧州連合(EU)離脱後にEUや中国以外の貿易関係を求めている英国の保守党の議員たちは、ファイブアイズが大きな役割を果たすことを期待しており、『ファイブアイズ自由貿易区』という構想が反中派の支持を勝ち得ている」とした。

記事は、「こうした中で、いわゆる『中国研究グループ』の勉強会に(オンライン)参加した河野太郎防衛相が、『ファイブアイズが日本の加入を招待するなら、日本はこの決定を歓迎する』と表明した」と紹介。「さらに英国の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への加入に期待を示した」とした。

また、「英国のトム・トゥゲンハート下院議員は、河野防衛相の『シックスアイズ』の提案について歓迎の意を示した」と説明し、同議員が「この数十年、ファイブアイズはわれわれの情報と国防枠組みの核心となってきた。われわれは信頼に値するパートナーに着眼してこの連盟を深化すべきであり、日本は重要な戦略的パートナーだ。理由は多くあり、われわれはすべての機会をとらえて協力を強化すべきだ」と語ったことを伝えた。(翻訳・編集/山中)

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