中国の上半期の実行ベース外資導入額は4722億元―中国メディア

人民網日本語版    2020年7月30日(木) 6時0分

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中国商務部の高峰報道官はこのほど行われた商務部オンライン定例記者会見で、中国上半期の外資導入状況が全体として予想よりも好調だったことを明らかにした。写真は武漢。

中国商務部の高峰(ガオ・フォン)報道官はこのほど行われた商務部オンライン定例記者会見で、中国上半期の外資導入状況が全体として予想よりも好調だったことを明らかにし、「2020年1-6月には、全国の実行ベース外資導入額は4721億8000万元(約7兆827億円)に上り、前年同期比1.3%減少し(米ドル換算で679億3000万ドル、同4%減少)、減少幅は第1四半期(1-3月)に比べて9.5ポイント縮小し、1-5月に比べて2.5ポイント縮小した」と述べた。国際商報が伝えた。

注意すべきは、6月では、同外資導入額は1170億元(約1兆7550億円)で同7.1%増加し(167億2000万ドル、同3.7%増)、3カ月連続で増加したことだ。世界の多国籍企業が打撃を被る中で、中国の外資導入は安定さの中で増加する勢いを保ち、ここから外資系企業の対中投資への予想と信頼感が安定し好転したこと、中国市場が引き続き魅力にあふれていることが十分にうかがえる。

商務部国際貿易経済協力研究院外国投資研究所の張菲(ジャン・フェイ)副所長は、「今年上半期には、新型コロナウイルス感染症がグローバル経済に深刻な打撃と影響を与えた。中国は短い期間で感染症を抑制した。それとともに、感染予防・抑制と経済発展を統一的に進めて目に見える成果を上げ、中国は今やグローバル資金の避難港となっている。これは中国の実行ベース外資導入額が2月、3月のマイナス成長から4-6月のプラス成長へと徐々に転換するのを保証する大前提になった」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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