黄河上流の各ダムが放流量を増やして出水期の安全を確保―中国

人民網日本語版    
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大雨の影響を受け、黄河の蘭州流域より上流では増水が続いており、20日午後8時42分時点の黄河蘭州水文ステーションにおける流量は毎秒3000立方メートルに達し、「黄河2020年第2号洪水」が発生した。

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28日、新華網によると、大雨の影響を受け、黄河の蘭州流域より上流では増水が続いており、20日午後8時42分時点の黄河蘭州水文ステーションにおける流量は毎秒3000立方メートルに達し、「黄河2020年第2号洪水」が発生した。黄河水利委員会はこれを受け、水害・干ばつ対策4級緊急対応策を発動した。21日午前8時、黄河蘭州水文ステーションにおける洪水ピーク流量は、氾濫警戒水位を上回る毎秒3320立方メートルに達した。

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予報によると、黄河は今後も増水が続く見通しで、黄河上流にある劉家峡ダム、竜羊峡ダム、塩鍋峡ダムの水位はいずれも洪水期制限水位に近づいている。

出水期の安全を確保するため、劉家峡ダム、竜羊峡ダム、塩鍋峡ダムなど複数のダムでは、黄河水害・干ばつ対策総指揮部からの要求に基づき、下流への放流量を増やしている。甘粛省水利庁は、黄河沿岸の甘南、臨夏、蘭州、白銀の4地域および関連ダムに対して再び緊急通知を発令し、天気の移り変わりと降雨量の変化に最大限の注意を払い、ダム洪水防止施設の検査や河沿い道路のパトロール、洪水対策関連安全管理など各業務を全面的に強化し、黄河の洪水防止対策に全力で対応するよう求めた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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