人民網日本語版 2020年7月29日(水) 0時40分
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低軌道モノのインターネット衛星「天啓10号」が25日、太原衛星発射センターから成功裏に打ち上げられた。
低軌道モノのインターネット(IoT)衛星「天啓10号(陵水号)」が北京時間25日午前11時13分、太原衛星発射センターから成功裏に打ち上げられた。衛星はその後、順調に軌道上プラットフォーム及びペイロード試験段階に入った。2週間後にはIoTデータ通信サービスを提供できる見通しだ。人民網が伝えた。
同衛星は北京国電高科科技有限公司の天啓衛星ネットワークの7基目の軌道上IoTデータサービス衛星であり、今年の新型コロナウイルス感染症の発生後に初めて打ち上げられた同衛星ネットワーク構築衛星でもある。計画によると、国電高科は今年さらに天啓衛星を6~9基打ち上げ、年末までに12基以上の衛星による軌道上ネットワーク構築を終え、データサービスを提供する。
早期に打ち上げられた6Uキューブサットと比べると、天啓10号、年初に打ち上げられた天啓5号、年内に打ち上げられる衛星はいずれも35-50キロ級。より大出力な衛星信号のサポートを受け、天啓衛星ネットワークのユーザーの端末のエネルギー消費量は0.1-0.5ワットに低下し、サイズもよりコンパクトになる。これにより、衛星IoT応用のハードルがさらに引き下げられる。
天啓衛星IoTネットワークは現在すでにデータ応用を実現している。そのネットワーク運営の推進加速に伴い、中国のIoT衛星ネットワークの建設と産業化が促進される。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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