豪、南シナ海における中国の主権主張に反対、国連に声明提出―米華字メディア

Record China    2020年7月27日(月) 8時0分

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米国の中国語ニュースサイト、多維新聞によると、オーストラリアは23日、国連に声明を提出し、南シナ海における中国の主権主張に反対した。資料写真。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は26日、オーストラリアが23日、国連に声明を提出し、南シナ海における中国の主権主張に反対したと報じた。

記事によると、オーストラリアは声明で、「中国が南シナ海で直線的な基準線を引き、島しょや海岸の最も外側の点を結んで領土の範囲を区分するやり方には法的根拠がない」とし、「この線に基づいた中国による領海や排他的経済水域、大陸棚の主張に反対する」とした。

また、「パラセル(中国名:西沙)諸島とスプラトリー(中国名:南沙)諸島に対する中国の主張主権を受け入れない」ともした。

これについて、中国共産党系の環球時報(電子版)は25日付の記事で、ポンペオ米国務長官が13日、「南シナ海の大半の地域にまたがる中国の海洋権益に関する主張は完全に違法だ」と批判したことを挙げ、「オーストラリアは米国に追随して、中国を挑発している」と批判した。

その上で、中国外交部報道官の14日の定例会見でのコメントを引用し、「米国が、南海(南シナ海)問題の歴史的経緯と客観的事実を無視し、南海問題で一方的な立場をとらないという約束に背き、国際法に違反し、国際法をわい曲し、領土紛争をあおり、地域の平和と安定を破壊するのは、無責任なやり方だ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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