2014年1月25日、昨年末に結婚を発表した人気アーティストのワン・リーホン（王力宏）が、記念のお菓子「喜餅」をオーダーした業者に情報を暴露されたとして、商品を大量返品したことが明らかになった。東森新聞網が伝えた。

ワン・リーホンは昨年11月、10歳年下の一般女性との入籍を電撃発表。中華圏では新婦が親しい友人やお世話になっている人に、「喜餅」と呼ばれる記念のお菓子を配る習慣がある。リーホン側では事務所を通じて、この「喜餅」270箱を台北市内の菓子メーカーにオーダー。あくまで極秘だったはずが、同メーカーが店のフェイスブックのページに、リーホン夫妻の写真やメッセージカード、「喜餅」の写真などを掲載。これに反応したリーホンの事務所が、手元に残っていた約200箱をメーカー側に突き返したものだ。

メーカー側では「契約書の中に、PRすることを認める条項があった」としているが、リーホンの事務所側では「そんな契約をした覚えはない。事実なら証拠を見せるべき」と反論。両者の言い分が食い違う中、事務所側では「商品は返すが、代金の返還は求めない」としており、あくまで自らの正当性とクリーンな姿勢を強調している。メーカー側では法的措置に訴える可能性も明らかにしており、これに対し事務所側では「大事な品を贈る時は、信頼できるメーカーを吟味して選んだほうがいい」と、世間に対して忠告コメントも発している。（翻訳・編集/Mathilda）