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米感染症権威「これは本当にアメリカ合衆国なのか」、新型コロナめぐる社会の分裂状態に危機感

配信日時:2020年7月25日(土) 14時0分
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24日、環球網は、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない米国で、アレルギー感染症研究所のアントニー・ファウチ所長がメディアに対して苦悩を吐露したことを報じた。資料写真。

2020年7月24日、環球網は、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない米国で、アレルギー感染症研究所のアントニー・ファウチ所長がメディアに対して苦悩を吐露したことを報じた。

記事は、ファウチ所長が23日に米CNNのニュース番組に出演した際、現在の新型コロナウイルス感染状況に対する怒りのレベルが、かつての「エイズ危機」の時期とは異なるとの見解を示したことを伝えた。

そして、ファウチ所長が「エイズのまん延に対処した際も、多くの市民から批判や誹謗(ひぼう)中傷を浴びたが、その時は相手にすることなく収まった。今回は全く違う。多くの人が私を、私自身似つかわしいとは思えないヒーロー扱いする一方で、私の公衆衛生への取り組みを『生活への干渉だ』として怒りをあらわにする人もいるのだ」と語ったとした。

また、ファウチ所長をトップとする同研究所の方針に対して怒りを抱く市民から、ファウチ所長宛てに「恨みに満ちたメール」が届いていることを明かした上で、「私の家族……娘、妻が深刻な脅迫を受けている。本当に、これはアメリカ合衆国なのかという思いだ」と心境を吐露したことを伝えている。

記事はさらに、共和党のディック・チェイニー元副大統領の娘で、ファウチ氏を支持するリズ・チェイニー下院議員に対し同党内から批判が出ており、現在務めている下院の共和党会議議長の辞任を求める声さえあることについて、ファウチ所長が「おかしいと思わないか。全く何の道理も通らない。言えるのは、われわれの社会が政治レベルから分裂しているということだ」とコメントしたことを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

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