青春真っ盛りの「一汽」

CRI online    2020年7月24日(金) 20時20分

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自動車工業で中国初の企業である第一自動車グループ(一汽)は7月23日、同社と「同い年」の習近平国家主席を迎えました。 習主席は吉林省視察の一環として第一自動車グループを訪れ、同社の技術研究や開発の状況を視察しました。習主席は最新タイプの「紅旗」乗用車の運転席に座ってハンドルを操...

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自動車工業で中国初の企業である第一自動車グループ(一汽)は7月23日、同社と「同い年」の習近平国家主席を迎えました。

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 習主席は吉林省視察の一環として第一自動車グループを訪れ、同社の技術研究や開発の状況を視察しました。習主席は最新タイプの「紅旗」乗用車の運転席に座ってハンドルを操作しながら、核心技術の開発と実用化レベルについて質問し、「鍵となるのはコア技術だ。核心的な技術を身につけなければならない。われわれは志を立てて中国のブランドを向上させければならない」と述べました。

 第一自動車製造工場は1956年、新中国で初めての自動車を製造しました。60年余りの発展を経て、同社はこれまでに4548万台以上の自動車を生産、販売しました。この台数は中国の自動車業界でもトップクラスです。また、南アフリカ、パキスタン、メキシコ、ロシアなど海外14カ国で組み立て生産基地16カ所を設置するなど、78カ国で事業を展開しています。

1953年7月に行われた第一自動車製造工場の定礎式(資料図より)

第一自動車グループの自動化高効率の組立作業場(一汽の公式サイトより)

 今年7月10日には、最新タイプの「紅旗H5」が第17回中国(長春)国際モーターショーで披露されました。

プラグイン・ハイブリット・スーパースポーツカー

 製造業は全体として競争が非常に激しいが、リスクにはチャンスも伴う。われわれは一汽で、このような将来像を目にした。今年の発展については、この場所が一番よい情景を見せているーー習近平

 習主席は、「革新は発展を引率する第一の原動力で、革新者こそが勝つ。企業家は革新発展の模索者、組織者、引率者になり、生産や技術、市場の革新を推進し、技術開発と人力資本の投入を重視し、従業者たちの創造力を効果的に引き出して企業を革新の力強い主体に作り上げなければならない。苦難を経て企業は再び生まれ変わる」と何度も強調しました。

 自動車製造の強さや中国のブランドは、我が国が製造業強国、工業強国になるためのしっかりとした基礎を築いたーー習近平

 来年には、第14次5カ年計画が始まります。この5カ年計画は小康社会の全面達成を基礎として社会主義現代化国家を全面的に建設する初めての5カ年計画であり、大きな意義を持っています。一汽は1953年に設立され、第1次5カ年計画での重点プロジェクトでした。習主席が5年前に吉林省を視察した際には、重要なテーマとして第13次5カ年計画の期間中の経済、社会発展をめぐっての調査を行いました。一方、習主席は今回の視察で第14次5カ年計画をめぐっての調査を行うと見られています。

 5カ年計画は中国の発展についての重要なパスワードであり、歴代の指導者が引き継ぎを重ねながら着実に進め、1枚の青写真を徹底的に現実のものにする辛抱強さと大きな志を示しています。現在は保護主義が台頭し、世界経済が低迷し、グローバル市場が衰退しつつありますが、中国は国内の超大規模な市場による優勢さと国内経済の繁栄を通じて経済発展に原動力を加え、世界経済の回復を牽引しています。(提供/CRI

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