新型コロナに感染、集中治療室で最期迎えた母を窓越しに看取った男性が感動呼ぶ―中国メディア

Record China    2020年7月25日(土) 22時10分

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23日、中国新聞網は新型コロナウイルスに感染した母親の最後を病院の窓越しに看取ったパキスタン人男性のエピソードが多くの人を感動させたと報じた。

2020年7月23日、中国新聞網は新型コロナウイルスに感染した母親の最後を病院の窓越しに看取ったパキスタン人男性のエピソードが多くの人を感動させたと報じた。

記事は、パキスタンにある病院で毎日窓越しに集中治療室を見つめる男性がいたと紹介。男性が見つめていたのは、新型コロナウイルスに感染するとともに白血病を患い集中治療室に入っていた73歳の母親で、男性は毎日病院の外壁を通るパイプをよじ登って病室の外側に出ている窓枠に座り、窓から静かに母親を見ていたと伝えた。

しかし、母親は懸命の治療もむなしく先日この世を去った。記事は、現地メディアの報道を引用し、男性が「何もできないまま集中治療室の外から、窓越しに母の最期を看取った」と語ったことを紹介した。

そして、国連の非営利組織パトリオティック・ビジョン(PVA)のモハマド・サファCEOがSNS上でこの母子のエピソードを紹介したところ急速に拡散し、20万人を超えるユーザーが「いいね」を付けるとともに「涙が止まらない」「心が痛むが、勇気をもらった」といったコメントが寄せられたとしている。

また、現地の病院もこの孝行息子の話を事実であると認め、「毎日、一日の大部分を窓の外に座って過ごし、母親が眠ると帰っていった」とコメントしたことを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

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