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<コラム>中国では「あいつ挨拶しない!」という感情は生まれない=日中撮影現場の違い

配信日時:2020年7月22日(水) 21時50分
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日本では「あいつ、挨拶しないなぁ」って思われたら終わり。中国ではないです、そんなの。

コロナ。まだまだ油断のできない状態です。

これからどうなるのか?

みんなが不安になってると思います。

でも、考えても仕方ありません。

ただ毎日、油断をせず予防を徹底し、やれる事をやって過ごしていく。

それしかありません。

真面目な話、僕も色々やれるはずのお仕事ができなかった。

数で言うと、ざっとですが、5月から今迄約7本。すべて中国作品です。

決まってた映画又はネットドラマ、ネット映画に参加出来なかった。

現状においては、中国のチームの撮影は行われています。

ただ、今は東京から中国への便に容易に搭乗できない状態ですからね。

どうしようもなりません。

今年下半期もいくつかオファーを頂いていますが、どうなるでしょう?

そう思うと、「コロナの馬鹿野郎!」と言いたくなります。

でも、そこは気持ちを噛み殺して、「ま、いっか」で行こうと思います。

「ま、いっか」は大事だと思う。

「ま、いっか。なるようになる。」ですね。

でも、このコロナ禍でも中国からお声かけてもらえるのは本当にありがたいです。

中国は個人の繋がりが重要。その手法が僕には合ってるし、好きです。

今ではほとんどが、外部から僕に直接話がきます。

大まかな話は僕と先方が直で決めて、後の細かい条件などはマネージャーに任せる、そんな感じです。

コロナが収束した暁には、恐らく中国でのスケジュールでいっぱいになるかも?

たまに日本で活動って感じになるかもです。

中国作品はやはり魅力がありますよ。

奥深い、壮大、未知の可能性、活気、挑戦がある。

何はともあれグローバルですから。

古いしきたりや習慣があまりないから楽しい。

細かいことを気にしない。

そうなんです。「ま、いっか。なるようになる。」なんです。

例えば日本では「あいつ、挨拶しないなぁ」って思われたら終わり。

冷遇されちゃいます(笑)

中国ではないです、そんなの。

中国では「あいつ挨拶しない!」という感情は生まれないです。

日本では「先に挨拶したら負け」みたいな感覚もありますね。

それもアホらしいです。

先に気付いた方が普通に挨拶したらいい事。

こんな感覚も中国には全然ない。

中国だけじゃない、他の外国でもないでしょう。

礼儀は大事だけど、堅苦しいね。

もっと自由な空間があってもいいと思う。日本にはね。

細かい事を気にするあまり、時間の無駄もしてるし、広がるはずの可能性もミスミスなくしてることもあるんでしょうね。

あ、そうそう、LINEの交換ですけど。

日本だと、よっぽど仲の良い人でないとLINEの交換をしないですよね。

いい意味で慎重。悪い意味でフットワークが重い。広がるチャンスをミスミスなくしている。

中国では、仕事で会ったその日からWeChatを交換することが多いです。

これが直接の原因かわかりませんが、ここ数年の中国の発展と活気はこのフットワークの軽さは必ず関係あると思っています。

日本には無いところです。

頭柔らかく、フットワーク軽く、「ま、いっか。なるようになる。」ですよ、これからは!

(本コラムは矢野浩二オフィシャルサイト http://www.kojiyano.jp/ からの転載です)

■筆者プロフィール:矢野浩二
1970年1月21日生まれ。大阪府出身。俳優。1991年に上京し、森田健作の運転手兼付き人を8年弱務める。2000年、中国ドラマ「永遠の恋人」の出演を機に中国での活動を開始。現地で数々のドラマやバラエティー番組に出演し、「中国で最も有名な日本人俳優」と呼ばれる存在になる。2016年から日本での活動も始める。2020年4月スタートの連続ドラマ《警視庁 捜査一課長》でレギュラー出演。現在も日中で数々のドラマや映画、番組に出演し活躍している。
矢野浩二オフィシャルサイト:http://www.kojiyano.jp/

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