「独英より自国の歴史を教訓とせよ」=中国外交部、安倍首相のダボス会議演説に反論―中国メディア

Record China    2014年1月24日(金) 9時22分

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23日、中国外交部の公式サイトによると、同部の秦剛報道官は同日の定例記者会見で、ダボス会議の基調演説の際に安倍首相が「日中関係は第1次世界大戦前の独英に似ている」と発言したことについて、中国側の考えを発表した。

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2014年1月23日、中国外交部の公式サイトによると、同部の秦剛(チン・ガン)報道官は同日の定例記者会見で、ダボス会議の基調演説の際に安倍首相が「日中関係は第1次世界大戦前の独英に似ている」と発言したことについて、中国側の考えを発表した。国際在線が伝えた。

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秦報道官は、「日本の指導者は第1次大戦前の独英を引き合いに出すより、自国の歴史を正視したほうがいい。第1時世界大戦前及び、近代史において日本が中国に何をしたのか、深く考え直す必要があるのではないだろうか」と述べた。

さらに、安倍首相の「独英は第1次大戦前密接な貿易関係を築いていたが、結局は戦争が起きてしまった。日中はこの歴史を教訓とすべきだ」との発言に対しては、「日本が教訓とすべきは、軍国主義により他国を侵略し支配した歴史だ。日本は当時のファシズムで中国を含む被害国にもたらした災難を忘れてはいけない。日本が自国の歴史を正面から向き合い、それを教訓としてこそアジアの周辺国と良好な関係が築け、世界を安心させることができるだろう」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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