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ドイツ、マスク生産「脱中国」失敗、再び中国製マスク大量輸入―中国メディア

配信日時:2020年7月21日(火) 6時40分
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中国共産党系の環球時報(電子版)は20日、「ドイツはマスク生産の『脱中国』に失敗し、再び中国のマスクを大量に輸入し始めた」とする記事を掲載した。写真はドイツで販売されているマスク。

中国共産党系の環球時報(電子版)は20日、「ドイツはマスク生産の『脱中国』に失敗し、再び中国のマスクを大量に輸入し始めた」とする記事を掲載。ドイツ紙ディ・ヴェルトの16日付報道を要約し、次のように伝えている。

ドイツでは今年4月、マスク不足のため、500社を超える企業がマスクの生産にシフトした。だがドイツの繊維ファッション産業協会によると、現在でもマスク生産を続けているのは一部の大企業だけとなっている。ドイツは最近再び、中国から数億枚のマスクを輸入している。

新型コロナウイルス感染症の流行初期の世界的なマスク需要の急増とサプライチェーンの混乱、さらには中国への高い依存の影響を受け、ドイツはマスク生産のローカライズを決意し、メーカーへの助成を始めた。ウェディングドレスメーカー、ファッションの新興企業、さらにはコーヒーフィルターメーカーまで、500社を超える企業がマスクの生産にシフトした。ドイツ企業は4月、週当たり約1200万枚の通常マスクと1000万枚の保護マスクを生産した。

しかし、ドイツ企業の「マスク生産熱」はすぐに消えた。ドイツの繊維ファッション産業協会によると、現在でもマスク生産を続けているのは一部の大企業だけとなっている。その理由は、現在もマスクを生産している企業関係者によると、ドイツ国内のマスク生産設備のほとんどが中国から輸入されているが、設置や故障の際の問題により、多くが正常に生産できないためだという。多くの企業はまた、環境保護要件やマスクの認証、トレーサビリティも過小評価していた。

ドイツの繊維ファッション産業協会は、ドイツのマスク生産の脱中国が失敗した主な理由は「価格」にあるとみている。新型コロナの感染拡大の勢いが収まると、マスクの価格は流行前の水準にまで下がってしまった。対照的に、中国企業は原材料や人件費など多くの利点を有している。協会は「長期的には、ドイツがマスク生産で国際的に競争することは不可能だ」としている。

ドイツのシュパーン保健相もこれを認めているようだ。ドイツは最近さらに7億枚のマスクを輸入したが、そのほとんどが中国製だ。ドイツ政府は以前、医療製品をドイツの「産業の柱」にしたいと発表していた。だが少なくともマスク生産に関しては、中国依存を取り除くことはできないようだ。(翻訳・編集/柳川)

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