“親日”だけが台湾ではない!「抗日記念館」で統治時代の痛みの保存を―台湾紙

Record China    2014年1月23日(木) 11時36分

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23日、中国のハルビン駅に開館した「安重根記念館」を巡り、日中韓は激しい舌戦を繰り広げている。そんな中、台湾・旺報は、「我々にも抗日記念館を」と題した記事を掲載した。写真は中国の「中国人民抗日戦争記念館」。

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2014年1月23日、中国のハルビン駅に開館した「安重根(アン・ジュングン)記念館」を巡り、日中韓は激しい舌戦を繰り広げている。そんな中、台湾・旺報は、「我々にも抗日記念館を」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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旧日本軍の侵略を受け、抗日記念館を設置していないのは台湾だけだ。韓国は独立後に日本統治時代の総督府を解体したが、台湾ではいまだに日本統治時代の建物を総統府として使用している。

歴史を許すことはよいが、忘れてはいけない。安倍首相の靖国参拝を代表とする一連の過激な言動は、軍国主義の思想を思わせる。台湾は日本に50年間統治された歴史があり、当時の日本の軍国主義により、慰安婦や皇民化教育といった屈辱的な仕打ちを受けている。

このような軍国主義を根本から撲滅するには、抗日記念館を建設する必要がある。抗日記念館については各界から建設を求める声が聞こえており、抗日記念館は「台湾は“親日”だけでなく、日本統治時代の痛みを忘れることはない」と表すシンボルになるとの意見も存在する。(翻訳・編集/内山

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