日本の捕鯨が残虐なら中国のフカヒレ料理も問題、中国人が日本に理解示す―中国メディア

Record China    2014年1月23日(木) 23時21分

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22日、日本は外圧に耐えつつ、国際捕鯨委員会による制限を撤廃しようとしている。委員会の3分1が日本の賛同国だが、その中には中国も含まれている。

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2014年1月21日、世界的に批判の対象となっている日本のイルカ追い込み漁について、映画「ザ・コーヴ」を数年前に見たという人物が海水に広がる血の色だけが記憶に残っているとつづった記事が百度百家に掲載された。

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記事は、和歌山県で行われているイルカの追い込み漁に懸念を示したケネディ駐日大使もこの映画を見たはずだとし、自分も映画を見た直後はやりきれない思いを抱き、「人類は何と残忍なのだろう」と怒りすら覚えたと振り返る。

しかしその後、日本のイルカ漁の背景を知るにしたがって、そう単純なことではないと思い直したという。日本はイルカだけでなく、1986年に商業捕鯨が禁止された後も科学調査として捕鯨を継続している。そうした日本に対する海外からの批判に「捕鯨は伝統である」と応じており、記事は「それは事実だ」とする。

日本はここ数年、外圧に耐えつつ、国際捕鯨委員会による制限を撤廃しようとしている。委員会の3分1が日本の賛同国だが、その中には中国も含まれている。中国のフカヒレ料理が国際世論で問題視された際に日本が中国を擁護する立場をとったことが背景にあるとされる。世界的にも捕鯨国は日本だけでなく、ノルウェーや韓国、ロシアなどでも伝統的に捕鯨が行われており、他の動物と同様に捕鯨もイルカ漁も継続を認めるべきだ。(翻訳・編集/岡田)

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