韓国唯一のドーム球場は「失敗作」?設備問題でホームラン判定覆る

Record China    2020年7月20日(月) 13時20分

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17日、韓国・MKスポーツによると、ソウル・高尺スカイドームで行われた韓国プロ野球の試合で本塁打判定が覆り、ドームの設備に問題があるとして物議を呼んでいる。写真は高尺スカイドーム。

2020年7月17日、韓国・MKスポーツによると、ソウルにある韓国唯一のドーム球場、高尺(ゴチョク)スカイドームで行われた韓国プロ野球(KBO)の試合で本塁打判定が覆り、ドームの設備に問題があるとして物議を呼んでいる。

KBOリーグは16日、スカイドームでNCダイノス対キウムヒーローズが行われ、NCノ・ジンヒョクの打球が左中間フェンスを直撃し、スタンド側に落ちた。防護マットとフェンスの間の隙間に球が入ったとして、審判は2塁打と判定した。ノ・ジンヒョクは3試合連続本塁打、3シーズン連続2桁本塁打を達成したかと思われたが、キウム側がビデオ判定を要請。審判団が判定に入り、わずか3分後に本塁打は2塁打と訂正されたという。NCのイ・ドンウク監督はイニング終了後、審判団に激しく抗議した。

6月5日のLGツインズ対キウムヒーローズ戦でも、LGロベルト・ラモスの打球が左中間の同じような状況の場所に向かい、「球がフェンス下の隙間に入ったかどうか」の論争となった。この時は審判団が本塁打と認定したという。

スカイドームはフェンスと鉄条網の間に10センチほどの空間があり、球がここに入った場合は本塁打か否かの判断が難しいという。今回の件を受け、スカイドームを管理するソウル施設公団は「問題を把握し、隙間を塞ぐクッションのようなものを発注した。17日から補修を行う計画だ」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この試合の中継を見てたよ。100%ホームランだったのに!」「ラモスは本塁打、ノ・ジンヒョクは2塁打…」「スカイドームは失敗作」「公団の責任だ。この問題が初めて確認されたのは数年前なのに、今まで補修してなかったなんて」など、怒りの声が殺到している。

また、「ドームより、まずビデオ判定センターの方をどうにかするべきじゃない?」「ドーム球場ルールを作ればいい。日本はドームごとにルールがあって面白いよ」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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