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2007年5月21日、毎年両足が数cmずつ腐っていくという、原因不明の病気にとりつかれた江西省上ラオ市の男性を取材した。
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2007年5月21日、江西省上ラオ市上ラオ県に住む方徳興(ファン・ドゥシン)さんは、涙ながらに自分の病気を取材記者に説明した。
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今年48歳の方さんは、30歳のときに右足の親指に小さな黒いアザができたという。そのアザが腐りはじめたため病院を訪ねたが、病名はわからぬまま。担当医はただ親指を切除しただけだった。しかし、その後ほかの指にも黒いアザが出現、そこからどんどん腐りはじめた。腐った部分はその後乾いて、方さんの体からぬけ落ちていく。***
3年前、ついに方さんの両足(つま先からかかとまで)は完全に腐りなくなってしまった。毎年数cmずつ腐り続ける体を、これまで何人もの医者に見せたが病名も原因も治療方法もわからぬまま。医療費に貯金を使い果たし、親戚からの借金もしたが、もう限界だという。
将来のことを考えると恐怖で眠れないという方さん。この報道がきっかけで自分の奇病の治療方法がわかればと期待しながら、「この生き地獄から救い出して欲しい。」と記者に訴えた。(翻訳/編集本郷智子)