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全斗煥、盧泰愚元大統領の銅像撤去方針に賛否両論=韓国ネットも意見真っ二つ

配信日時:2020年7月16日(木) 17時20分
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15日、韓国・中央日報によると、同国の忠清北道が、かつて大統領の別荘として使われた青南台に設置された全斗煥、盧泰愚両元大統領の銅像を撤去する方針を決めたことに、賛否両論が上がっている。資料写真。

2020年7月15日、韓国・中央日報によると、同国中部の行政区・忠清北道(チュンチョンプクト)が、かつて大統領の別荘として使われた青南台(チョンナムデ)に設置された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領と、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の銅像を撤去する方針を決めたことに賛否両論が上がっている。

忠清北道は5月、両大統領が過去に禁固以上の刑を受けたことを理由に、「礼遇を受ける資格がない」として銅像を撤去する方針を決めた。この方針に、保守団体からは「忠清北道が観光客誘致のために青南台の名所化事業として銅像を建てたのに、特定団体の要求に動かされて銅像を無くそうとしている」と反発が上がった。

全斗煥元大統領の指示で1983年に忠清北道の清州(チョンジュ)市に建設された青南台は、2003年4月に管理権が忠清北道に移譲し、一般開放されるようになった。15年1月には全斗煥、盧泰愚元大統領など10人の歴代大統領の銅像が建てられた。また、青南台を訪れたことがある歴代大統領の名前を冠した遊歩道も整備されている。

忠清北道地域の市民団体約10団体が立ち上げた「忠清北道5・18民衆抗争記念行事委員会」は5月、忠清北道の知事と面談。「軍事反乱を起こした歴史の罪人を美化することは恥ずかしいことだ」として、両大統領の銅像の撤去などを求めた。

これを受けて忠清北道は諮問委員会を開き、銅像などの撤去を決定。近く撤去作業に着手する方針だが、この決定が不当であると主張する保守団体は「像を撤去したからといって、過去が消えるわけではない。過った歴史を反省する教育の場とすることが正しい」と主張。「1体作るのに約1億4000万ウォン(約1200万円)掛かった像を撤去することは、予算の無駄にもなる」と話している。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「撤去は当然。自国をめちゃくちゃにした者の銅像なんて必要ない」「このような銅像がまだあるの?無くすべきだ」「加害者が礼遇されるのはおかしい」などと撤去に賛同する意見がある一方、「2人の功績は大きい。撤去しては駄目だ」「歴史的に良い物も悪い物も残すべきだ。悪いと言って全て排除していたら、何から学べば良いのか?」「歴史教育のために残すべき」などと反対するコメントも寄せられており、ネット上でも意見は分かれている。

その他、「撤去にも金がかかる。使わなくてもいい所に税金を使っている」「そもそも生きている人の銅像を建てるというのはいかがなものか」「銅像は歴史的評価を受けた後に建てるものだ」「建ててしまったこと自体が誤り。初めから間違っていた」といった声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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