Record China 2020年7月14日(火) 21時20分
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新型コロナウイルスの感染症と戦う医師や医療従事者を描く映画「中国医生」の制作が明らかになり、広東省・広州医科大学でメディアに向けた発表会が行われた。
中国での感染拡大期間、一躍時の人となった中国工程院院士で呼吸器疾患の権威、専門家チームを率いた鐘南山(チョン・ナンシャン)氏をはじめ、「インファナル・アフェア」シリーズなどで知られるアンドリュー・ラウ(劉偉強)監督らが出席し、行われたもの。新型コロナウイルスとの戦いを描く映画「中国医生」は、今年5月に制作の話題が浮上していたが、アンドリュー・ラウ監督がメガホンを執り、クランクインに向けて準備段階に入っていることが明らかになった。
ラウ監督によると「中国医生」は、鐘南山氏をはじめとする医師や医療従事者にスポットを当て、感染拡大期間の戦いぶりや不屈の精神を描くもの。鐘南山氏は、「第一線で働いた医療従事者のほとんどは、顔も名前も世間に知られない人々。そのような人々に視線を向けた作品であってほしい」と語っている。
ラウ監督の作品では昨年、実際に起こった飛行機事故を映画化した「フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話」(中国機長)がヒットを記録。これに続く名もなき英雄たちの物語として、「中国医生」にも期待がかかっている。
なお、新型コロナウイルスとの戦いを描く作品としては、人気脚本家と著名監督を起用したオムニバスドラマ「在一起」がすでに制作中。国慶節を迎える今年10月のオンエアを予定している。(Mathilda)
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