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米国がベトナムに近づくのはベトナムを中国から引き離すため―中国紙編集長

配信日時:2020年7月13日(月) 8時10分
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中国のニュースサイトの観察者網に11日、環球時報の胡錫進編集長が「米国がベトナムに近づくのはベトナムを中国から引き離すためだ」と主張したとする記事が掲載された。写真はベトナム。撮影: Ba Phi

2020年7月11日、中国のニュースサイトの観察者網に、中国共産党の環球時報の胡錫進(フー・シージン)編集長が「米国がベトナムに近づくのはベトナムを中国から引き離すためだ」と主張したとする記事が掲載された。

記事によると、米越国交正常化25周年の7月11日、ポンペオ米国務長官は米越関係について「国際協力とパートナー関係の模範だ」と語ったが、これに対し、胡氏は「中国国民の声を代表して」中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に自らの見解を投稿した。

胡氏は、ポンペオ氏の発言について「数十年前に北ベトナムへ数万の爆弾を落とした国の国務長官の発言だ」と指摘。「国際関係は子どもの表情のようにすぐに変わるもので、米国は、今はベトナムに対する寵愛を示しているが、この目的はただ一つ。それは中越関係を疎遠にすることで、南シナ海問題での中国に対抗するようけしかけ、米国の中国抑え込み戦略にベトナムを利用するためだ」と主張した。

胡氏は「ベトナムが米中間で戦略的バランスを取ることで、最大の利益を得ようとするのは理解できることだ」としつつも、「ベトナム国内には反中感情を持つ人たちがおり、国内外の勢力がこの種の感情をあおるに決まっている」と分析。「だがベトナムはこの種の感情に縛られるべきではなく、米国に利用されることを防ぐべきだ」と主張し、そうでないと「ベトナム自身の国益を損なう」と警告した。

そして、「中越間で陸上の国境はすでに定められ、一部の島と海上権益では紛争があるとはいえ、中越間の平和友好を保ち協力を強化することと比べれば、どちらの方が重要なことかは一目瞭然だ」と論じた。

胡氏は「中国人は米越関係が発展することに反対はしない。それはベトナムの権利だ。しかし、中国を抑え付けるために米越関係を利用することには反対する。私はメディア関係者として一般の中国人の考えを反映できるので、率直に語るのだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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