ソウル市長の告訴人への「二次加害」懸念=韓国ネット「元秘書の身辺保護が必要だ」

Record China    2020年7月12日(日) 13時30分

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10日、韓国・ニューシスによると、同日死去した朴元淳ソウル市長からセクハラ被害を受けたとして告訴した元秘書を特定しようとする行為がオンライン上で広がっている。写真は朴ソウル市長。

2020年7月10日、韓国・ニューシスによると、同日死去した朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長からセクハラ被害を受けたとして告訴した元秘書を特定しようとする行為がオンライン上で広がっている。記事は「セクハラ被害を主張した元秘書への二次加害が懸念される」と伝えている。

ある掲示板には、ソウル市庁が公開している資料をもとに、元秘書が当時働いていた市庁秘書室の職員の中から元秘書を見つけ出すという内容の文が投稿された。また、ある投稿者は自身のインスタグラムに、「告訴人の写真」として女性の写真をモザイク処理せずに掲載した。

こうした行為が広がっていることを受けて、ソウル地方警察庁は、不確かな情報を流して元秘書の名誉を棄損したり、危害を加えたりする行為には、厳重な措置を取る方針を明らかにした。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「告訴した元秘書の身辺保護が必要だ」「元秘書が心配だ」などと懸念する声が上がっている。

また、「なぜ告訴した側が中傷されなければならないのか?」「被害者を攻撃するという、おかしな国になったものだ」「朴市長の死は切ないけれど、元秘書を責め立てるのは間違っている」「二次加害は止めて」などと朴市長死去後のネット上の動きを非難するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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