海外紙一面で息子の帰省を呼びかける母親「もう結婚を急かさないから!」―中国

Record China    2014年1月19日(日) 0時15分

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17日、豪華字紙にこのほど、「息子へ」という見出しの全面広告が掲載された。「お父さんもお母さんも、もう決してあなたに結婚しなさいと急かしたりしません。今年の春節は家で一緒に新年を祝いましょう」と書かれていた。

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2014年1月17日、広州日報によると、14日付豪紙チャイニーズ・メルボルン・デイリーのトップ面に「息子へ」という見出しの全面広告が掲載された。広告には、「お父さんもお母さんも、もう決してあなたに結婚しなさいと急かしたりしません。今年の春節(旧正月)は家で一緒に新年を祝いましょう」と書かれていた。中国にいる母親はさまざまなつてを使って同紙に息子へのメッセージを掲載し、家で一緒に新年を祝おうと息子に呼びかけた。多くの人がこの母親の心情に感動した。

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■両親から結婚するよう急かされた息子が電話に出なくなった

この母親から依頼されて広告を出した苗氏は、その経緯について説明した。この中国人女性は広州在住で、息子がメルボルンの大学に留学、卒業後もメルボルンに留まり働き始めた。彼女と夫はここ数年、息子が帰国するたびに、早く良い女性を見つけて結婚するよう催促していたが、一向にその気配がなかった。今年も旧正月が近づきその話題が頻繁に蒸し返されるようになり、焦りを募らせた息子は、とうとう両親からの電話に出なくなり、広州の両親は息子と連絡が取れなくなった。両親はやむを得ず、息子と連絡が取れるよう、オーストラリアの友人に依頼して、メルボルンで最も有名な華字紙に広告を掲載することにした。両親は、息子がこの広告を見て、両親の心情を慮り、実家に戻って一緒に新年を祝うようにと、ひたすら願っている。

■たちまちネット上で話題に:「海外の子供に結婚を急かすなんて行き過ぎ」

14日、メルボルンに住む中国人は、一面に掲載されたこの全面広告に目を奪われ、このニュースはミニブログでたちまち広まり、ネット上は「海外に住む息子に結婚するよう急かす中国の母」の話題で持ち切りとなった。多くの同情の声とともににさまざまな意見が挙がった。

あるネットユーザーは「残酷極まりない現実だ。中国の母がオーストラリアに住む息子に現地新聞の一面で『もう結婚するよう急かさないから』と訴えているが、その本心は里帰りした息子と一緒に新年を祝いたいだけだ」とため息混じりにコメントした。また、「私も行方不明になりたい!結婚を急かされるほど恐ろしいことはない」と投稿したネットユーザーもいた。

■若者たちが受ける社会からの重圧:「年越しで帰省すると結婚を急かされる」

「中国の母が息子に結婚を急かす」という状況は、社会全体が関心を寄せる普遍的な問題となっている。「年越しのたびに結婚を急かされる」―20歳過ぎから30歳の若者は皆、この重圧に黙って耐えている。新年を迎えるたびに、親戚や友人から「恋人はできた?」「いつ結婚するの?」と質問攻めに遭うのは、多くの若者にとって避けては通れないことだ。さらには、新年お見合いパーティーで相手を見つけようと企てる人も大勢いる。

就業難の深刻化、住宅価格の上昇、給料に比べて増加幅の大きいCPI(消費者物価指数)増加率など、さまざまな圧力が積み重なってできた「大きな山」が若者に迫り、教育年数の延長、高学歴者の増加、恋愛チャンス・期間の減少といった現状の中で、晩婚化がますます加速している。「親不孝には3つあるが、後継ぎがないのが一番の親不孝」という伝統的な考え方も、独身男女が受ける精神的なプレッシャーに追い打ちをかけている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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