中国人が行けるのは貧しい国だけ、外交部の「時間かかる」回答に「国民に責任転嫁?」―中国版ツイッター

Record China    2014年1月18日(土) 0時10分

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15日、中国のパスポートではビザなしで滞在できる国が少なく、あったとしても貧しかったり、国内情勢が混乱している国ばかりだというネットユーザーの不満に、外交部の責任者が回答し話題を呼んでいる。写真は北京首都国際空港。

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2014年1月15日、北京青年報によると、中国のパスポートではビザなしで滞在できる国が少なく、あったとしても貧しかったり、国内情勢が混乱している国ばかりだという不満がネット上に書き込まれ、話題を呼んだ。

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これを受け、中国外交部領事司の黄屏(ホアン・ピン)司長が回答した。

黄司長は「中国はこれまで、人口が多く、経済発展も遅れていた。旅行やビジネスで海外に行く人も少なく、不法移民の問題などもあり、中国人向けのビザ政策は抑制されていた。しかし近年の急速な経済発展で、中国人に対する見方が変わり、歓迎する国も増加している」と指摘。

その一方で、「長年の間に形成されたビザ関連の政策は、移民関連の機構や税関など多くの機関が関係し、時には法律を変える必要さえ生じるため、時間が必要だ」とも述べ、改善に向けた努力を継続していることをアピールした。

黄司長の回答に対し、中国のネット上には多くのコメントが寄せられている。以下はその一部。

「問題の本質は、外国が中国人向けのビザを抑制していたのではなく、中国自身の閉鎖性でしょ」

「国民に非があるような回答だけど、国の政策的な問題だろ」

「人口が多いのが理由なら、他の大国はどうなんだ」

「中国人がビザなしで滞在できるような国は基本、世界中の国に対しビザ免除を提供しているよ」

「司長を許してあげようよ。こんな、本心でもないことを言わされてるんだから」(翻訳・編集/NY)

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