マカオのカジノ王、呂志和氏がアジア一の富豪に躍進=純資産3兆円―米メディア

Record China    2014年1月19日(日) 0時19分

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16日、米ブルームバーグ通信の世界長者番付によると、マカオのカジノ運営会社GEGの創業者である呂志和氏が、香港の不動産投資家、李嘉誠氏を抜いてアジア一の富豪となった。写真はマカオのカジノ。

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2014年1月16日、米ブルームバーグ通信によると、同社が世界の富豪の資産額を比較し、毎日更新している世界長者番付により、マカオでカジノを運営するギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG、銀河娯楽集団)の創業者である呂志和(リュー・ジーホー)氏が、香港の不動産投資家、李嘉誠(リー・ジアチョン)氏を抜いてアジア一の富豪となった。新浪財経が伝えた。

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呂氏の純資産は今年、35億ドル(約3650億円)増加して296億ドル(約3兆900億円)に達し、李氏を約1億ドル上回っている。李氏は2012年4月9日にインドの実業家、ムケシュ・アンバニ氏を抜いてアジア一の富豪になって以来、その地位を守ってきた。

呂氏はアジア3位の売上を誇るカジノの経営会社GEGの株式の65%を保有しており、同社の株価は昨年1年で129%の大幅上昇となった。

ブルームバーグの長者番付によると、呂氏の総資産は2013年に142億ドル(約1兆4813億円)増加し、3番目に大きな伸びを記録した。世界の富豪番付トップのビル・ゲイツ氏が155億ドル(約1兆6170億円)増、米カジノ会社ラスベガス・サンズの会長で、マカオでは呂氏のライバルでもあるシェルドン・アデルソン氏は144億ドル(約1兆5022円)増だった。マカオには35軒のカジノがあり、GEGはうち6軒を経営している。

呂志和氏は1929年に広東省江門市で生まれ、今年85歳になる。両親はサンフランシスコでクリーニング店を経営してお金を稼ぎ、その後、中国に移住した。一家は1934年、戦乱を逃れて香港に移り、呂氏は家計を助けるため、13歳の時から道端で食料品を売っていたという。(翻訳・編集/XC)

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