中国の「億万長者」移民率は64%に、豪快な金遣いをやめ“負のイメージ”を払拭―胡潤レポート

Record China    2014年1月20日(月) 8時1分

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16日、中国の富豪番付として有名な胡潤レポートの最新調査によると、資産が1000万元(約1億7000万円)以上の富裕層の移民率は4ポイント上昇し、64%となった。写真は米・自由の女神。

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2014年1月16日、中国の富豪番付として有名な胡潤レポートの最新調査によると、資産が1000万元(約1億7000万円)以上の富裕層の移民率は4ポイント上昇し、64%となった。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトが伝えた。

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富裕層の移民が増加している原因として同レポートは、「資産が1億元(約17億円)以上の富裕層の3分の1がすでに移民していることが、富裕層全体の移民増加に影響している」と分析。欧州に投資移民する人が急増しているが、依然米国が最も人気の移民先に選ばれている。彼らの多くは移民先の永住権を取得しているが、国籍は変えていない。

中国の富裕層はぜいたく品や美術品に大金を使わなくなっており、同レポートは「おそらく、中国富裕層に対する世界のマイナスなイメージを払拭したいと考えている」と指摘している。今後2年間の中国経済に対し、さらなる発展を信じていると答えた富裕層は31%で、ここ5年で初の上昇を見せた。一方、中国の富裕層が慈善事業を行わない比率も40%に上昇している。(翻訳・編集/内山

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