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AOAのいじめ騒動で韓国のアイドルシステムの「影」が浮き彫りに?改善求める声も

配信日時:2020年7月10日(金) 10時20分
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7日、韓国・ノーカットニュースは、ガールズグループ・AOAの「いじめ問題」により、「韓国のアイドルシステムの影が浮き彫りになった」と報じた。写真はAOA。

2020年7月7日、韓国・ノーカットニュースは、ガールズグループ・AOAの「いじめ問題」により、「韓国のアイドルシステムの影が浮き彫りになった」と報じた。

昨年AOAを脱退した元メンバーのミナは今月3日、年長者かつチームのリーダーであるジミンから「十数年にわたっていじめを受けていた」と告白した。中には「度重なる嫌がらせの影響で薬を服用するようになり、何度か自殺も試みた」という衝撃的な内容も含まれていた。当時、ミナは所属事務所のFNCエンターテインメントにも話したが、聞き入れてもらえなかったという。

ミナの告白に対し、所属事務所は2日間立場表明をしなかったが、その後にジミンが「チームを率いるには人間的に足りていなかった。メンバーとミナに心から謝りたい」という謝罪文を掲載。所属事務所は夜遅くにジミンの脱退・芸能活動の中断を発表し、「無責任だ」という批判を受けていた。

記事は「今回の事態は単に特定グループの『際立った不和』を意味しているのではない」と指摘。練習生制度と合宿生活、グループ内の地位、問題を適時適切な方法で解決しようと努力しない所属事務所の消極的な態度など「KPOP産業」と「アイドル育成システムの影が浮き彫りになった」としている。

専門家らは「問題が生じるたびにメンバーを脱退させるのは、問題を縫合する方式であるため問題を再発させる恐れがあり、残りのメンバーにも大きな影響を及ぼす」、「所属事務所は『管理者』の立場として随時(メンバーに関する)報告を受けるが、今回のことを知らなかったとしたら理解に苦しむ部分」、「会社がいじめを認知したにもかかわらず、何の措置も取らなかったとみられる。事後対処でも突然メンバーを解雇する方法を取り、会社が受ける被害を最小化することだけ考えた」などと批判の声を上げ、「アイドルシステムの構造を変えなければならない」と口をそろえたという。具体的には「共同生活システムの改善」「所属事務所の統制システムの改善」「アイドルに対する視点の変化、尊重する態度の必要性」などを挙げている。

韓国文化体育観光部は昨年3月に「青少年大衆文化芸術人(または練習生)標準付属合意書」を、昨年11月に「大衆文化芸術分野練習生標準契約書」を施行した。前者は「自由選択権」「学習権」「人格権」「身体的・精神的健康」「睡眠権・休息権」を保障しており、後者は「企画業者が練習生のプライバシーや人格権を侵害してはならず、うつ病などが発生した場合、本人同意の下で治療を支援できる」という内容が含まれているという。

これを受け、韓国のネット上では「アイドルのシステム以前に、10年もいじめたことにびっくり」「システムのせいかな?。本人のせいでは」「システムを変えたからといって悪い人が悪さをしないと思う?」などと指摘する声が上がっている。

また「この事務所はF.T.Islandもそうだし、CNBLUEもそうだし、今度はAOAまで…」「以前JPYが女性アイドルグループを選ぶ番組があって、資格条件に『人格』とあった。突拍子もないと思ったけど、正しいこと言ってたんだね」「いつもアイドル問題が物議を醸してるから、もはや影なんかじゃない」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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