インドは中国と完全決別?中国主導の貿易協定を拒否―仏メディア

Record China    2020年7月7日(火) 14時20分

拡大

仏RFIの中国語版サイトは6日、インドが中国主導の貿易協定参加を検討しない決定を下したことを報じた。撮影:Darshak Pandya。

仏RFIの中国語版サイトは6日、インドが中国主導の貿易協定参加を検討しない決定を下したことを報じた。

記事は、インドメディアが5日に伝えた政府消息筋のコメントを紹介。この人物は、「中国が主導するいかなる貿易協定への参加も検討しないことをすでに決めている」と述べ、「それには東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が含まれる」と指摘したそうだ。

記事はまた、あるアナリストが中国紙・環球時報に対して「インドはこれまで、貿易の不公平、本国の農業、工業へのダメージなどを原因としてRCEPの署名に様子見の態度を取ってきたが、今回は対話再開のドアを徹底的に閉じたのに相当しそうだ」と語り、「インドは原産地規則やサービス貿易などに関する問題で貿易赤字がいっそう拡大することを懸念していた。今回の中印国境地帯における対峙(たいじ)はインドにRCEPを抜ける最良の『階段』を与えた」との認識を示したことを伝えた。国内の「反中強硬」の期待を満足させただけでなく、RCEPメンバー国による交渉復帰要求というプレッシャーからも解き放たれたという。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携