高速鉄道革命、中国の発展の原動力に―英メディア

Record China    2014年1月20日(月) 7時51分

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15日、高速鉄道の総延長を倍増させる目標を実現するため、中国は今年600億ポンド(約10兆2905億円)の投資を実施することを発表した。写真は上海虹橋駅。

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2014年1月15日、英メディアによると、高速鉄道の総延長を倍増させる目標を実現するため、中国は今年600億ポンド(約10兆2905億円)の投資を実施することを発表した。この投資は、世界最大規模、最速を誇る鉄道網拡張計画の一部に用いられる。環球時報が伝えた。

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2008年以降、英国内で総延長が約100マイル(約160km)のHS2高速鉄道の建設をめぐる議論が依然続く中、中国は6000マイル(約9650km)にも達する高速鉄道を建設した。同鉄道網は現在、すでに欧州と日本の合計の2倍の規模になっている。

英国人記者が中国の高速鉄道に乗り、上海市から北京市に向かった。快適な旅客機のような座席に座っていた、中国人ビジネスマンは、「中国は整った高速鉄道網を建設しており、一般人の外出がより手軽になった。高速鉄道は都市間の移動時間を縮め、仕事と生活に利便性をもたらした。私は昔よく航空機を利用していたが、今はどこに行く時もほとんど高速鉄道を利用している」と語った。

高速鉄道網はすでに、中国全土の100都市以上を結んでいる。各都市には大きな新しい駅が建設され、その多くは空港のように賑やかだ。これは鉄道革命が、中国を前進させていることを証明している。

上海市―北京市の高速鉄道の距離は、英国の全長に相当する800マイル(約1290km)に達するが、乗車時間はわずか4時間48分だ。車窓からは、新しい鉄道により分割された農村や、沿線に突如出現した新しい都市を見ることができる。新しい鉄道網が、各駅周辺の経済を刺激していることが分かる。記者が話をしたすべての乗客のうち、高速鉄道のサービスの悪口を言う人はいなかった。多くの乗客は、中国が英国の高速鉄道発展に力を貸すことに期待していた。

英国の某設計コンサル会社の担当者は、「欧米の企業は、中国に注目するべきだ。『壊れるに決まっている、これは中国製なのだから』、『あの企業の商品は購入しない、中国製だから』といった話を聞くたびに嫌な思いをさせられる。中国は今や高い製造能力をつけているのに、このような時代遅れな考え方が存在するとは不快だ」と話した。

高速鉄道の成果を示すため、中国はルーマニア、タイ、ミャンマーなどの各国と交渉を進めており、さらには自国のプロジェクトで米英に力を貸そうとしている。技術者は、「中国の高速列車は国際基準に基づき設計されており、一部の分野の基準はさらに厳しいほどだ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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