閉鎖から10数日 北京の大型卸売市場「新発地」は今

CRI online    2020年7月2日(木) 19時40分

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北京市衛生健康委員会によりますと、北京市は6月11日から7月1日にかけて、合わせて329人の新型コロナウイルス感染者が報告されました。また、6月13日早朝3時から、新型コロナウイルスの感染が発生した大型卸売市場である新発地農産物卸売市場は休業となりました。同時に、その周辺地域...

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 北京市衛生健康委員会によりますと、北京市は6月11日から7月1日にかけて、合わせて329人の新型コロナウイルス感染者が報告されました。また、6月13日早朝3時から、新型コロナウイルスの感染が発生した大型卸売市場である新発地農産物卸売市場は休業となりました。同時に、その周辺地域への出入りが制限され、ウィルス検査が進められています。

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 敷地面積が112ヘクタールにも及ぶこの市場は、1日あたりの野菜や果物の取引量が4万トンに達し、水産品や肉類なども入れて、北京の80%以上の農産物が出荷されています。集団感染が起きたのは、牛肉羊肉取引フロアでした。現段階でも、市場の出入りが厳しく規制され、専用作業車両しか出入りできません。

 6月16日から、品物の処分作業が始まり、29日現在、野菜や果物類1万5000トンが処分されたということです。

 消毒作業は15日から進められ、現在はすべての車両への消毒が完了しました。牛肉羊肉フロアへの消毒作業はほぼ完成し、肉類や水産物などの品物の約50%が搬出されています。

 キノコ類エリアでは、冷蔵庫にまだ大量の品が保管されているため、電源を切ることができず、電気システムに対する検査が日課になっています。(提供/CRI

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