新生児7人売買の産科医に執行猶予付き死刑判決=先天性の病気と親をだます―中国

Record China    2014年1月15日(水) 11時20分

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14日、中国陝西省渭南市の中級人民法院(地裁)は、新生児7人を誘拐し、人身売買業者に売っていたとして、元産科医の張淑侠被告に、執行猶予付きの死刑判決を言い渡した。写真は12年7月、人身売買被害から救出された中国河北省の子ども。

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2014年1月14日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、中国陝西省渭南市の中級人民法院(地裁)は、新生児7人を誘拐し、人身売買業者に売っていた元産科医・張淑侠(ジャン・シュウシア)被告(55)に、執行猶予付きの死刑判決を言い渡した。

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報道によると、中国では、執行猶予付き死刑判決は無期懲役に相当するという。

同省富平県の元産科医・張被告は、新生児に先天性の病気があるなどと親たちをだまし、放棄するよう勧めた。7人のうち6人は救出されたが、1人は165ドル(約1万7200円)で売買された後に死亡した。

報道では、中国で子どもの人身売買が深刻な社会問題になっているとした上で、「厳しい一人っ子政策が人身売買業者に悪用されている」とする専門家のコメントを掲載した。(翻訳・編集/NY)

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