日本のGDPは中国に劣る…しかし、この分野では中国を30年リードしている!―中国メディア

Record China    2020年7月2日(木) 13時20分

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30日、中国メディア・聚富財経は「日本は国内総生産(GDP)では中国に劣るが、この分野では中国を30年リードしている」とする記事を掲載した。

2020年6月30日、中国メディア・聚富財経は「日本は国内総生産(GDP)では中国に劣るが、この分野では中国を30年リードしている」とする記事を掲載した。

記事は日本について「確かにわれわれが学ぶに値する点が多く存在する」とし、その1つが製造業の分野であると指摘。特に自動車製造技術は工業大国、自動車大国と称されるドイツに引けを取らず、日本メーカーが製造する車は高いコストパフォーマンスと優れた燃費、作りの良さによって中国を含む世界の自動車市場で喜ばれているとした。

その上で、世界の製造業は米国を主とする「世界のイノベーションセンター」、日本や欧州連合(EU)が属する「ハイエンド製造国」、中国が属する「ミドルレンジ・ローエンド製造国」、そして「資源輸出国」という4つのクラスに分かれると紹介。2019年現在で中国のGDPは日本の約3倍と経済規模では日本を大きく上回る中国も、製造業の分野では日本に大きく後れを取っており「少なくとも現時点では『製造強国』のレベルに達していないのだ」と論じた。

そして、中国政府が2015年に発表した「中国製造2025」によれば、中国は建国100年に当たる2049年に「製造大国としての地位が一層確固たるものとなり、総合力で世界の製造強国に仲間入りする」とされていると紹介。この目標から計算すると「わが国と日本との製造業の差は少なくとも30年になる」との見解を示している。(翻訳・編集/川尻

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