2020年6月30日、韓国メディア・韓国経済などによると、日本政府は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、6月末までを期限としていた韓国などからの入国制限措置を、7月末まで延長する。

日本政府は、韓国人などに対して90日以内の短期滞在で認めていたビザ免除について、効力の停止措置を1カ月間延長する方針を決めた。記事は「韓国から日本に入国する外国人に対して、事実上の入国禁止措置が続くことになる」と伝えている。

これを受けて韓国の外交部は30日、今回の措置延長は韓国のみに取られたものではないとした上で、「入国制限措置が継続されている状況を遺憾に思う」とした。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「入国制限をしなければ感染が広がる可能性がある。遺憾を表明するよりも、むしろ『ありがたい』と言うべきだ」と理解を示すコメントが寄せられている一方、「韓国側も強力な措置を取ろう」「事あるごとに妨害してくる日本に旅行に行く者は売国奴だ」などと反発する声も上がっている。

また、現在の日韓関係の悪化を反映してか「コロナが終息しても日本に行くことはないと思う」「どっちみち日本には行かないじゃないか」といったコメントも。

その他、「措置が延長された他の国も『遺憾』と言っているのかな？韓国だけでは？」といった声も上がっている。（翻訳・編集/関）