海南省の離島免税額が10万元に、携帯電話は1人1回4台まで購入可

人民網日本語版    2020年6月30日(火) 18時10分

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海南省への旅行客は、「手切り族(買い物を止めるには『手を切る』しかないくらいネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)」になるくらいお金をたくさん持って行ったほうがよさそうだ。

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海南省への旅行客は、「手切り族(買い物を止めるには『手を切る』しかないくらいネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)」になるくらいお金をたくさん持って行ったほうがよさそうだ。6月29日、財政部、税関総署、国家税務総局は「海南離島旅行客免税消費政策に関する公告」を発表し、海南省の離島旅行客免税消費について、1人あたり年間限度額をもとの3万元(1元は約15.3円)から10万元に引き上げ、しかも回数制限を撤廃した。澎湃新聞が伝えた。

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このほか、新政策では海南省の離島免税商品品目を38品目から45品目に増やし、電子消費商品など消費者に人気の商品7品目を追加した。

今回追加された海南省の離島免税商品には、天然蜂蜜、茶、タブレット端末、ウェアラブルデバイスなどの電子消費商品、携帯電話、ゲーム機、酒類が含まれる。

アップルの携帯電話を例に取ると、同商品はこれまで海南省の離島免税範囲に含まれていなかった。新政策が打ち出された後、海南省を訪れた旅行客は中国モデルのアップル携帯電話を購入する際、13%の輸入増値税を払う必要がなくなり、現在の香港と同じ価格で購入できるようになった。

これまでの政策と比べ、新政策にはもう1つ重要な変化がある。同一商品に対する8000元という免税限度額規定を撤廃したことだ。同規定はこれまで、買い物をするために海南に訪れる旅行客にとって一定の制限となっていた。これまで、1人当たりの1回の免税消費金額は累計8000元を超えることができず、旅行客が8000元以上の商品を購入したければ、相応額の税金を払う必要があった。

今回の新政策では、ほとんどの離島免税商品品目に購入数の制限がなくなるが、一部の品目には数量制限が設けられている。例えば化粧品は1人1回30点のみの購入、携帯電話は1人1回4台とされ、酒類は1人1回合計1500ミリリットルを超えてはならない。(編集AK)

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