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中国のアニメ、キャラクターの「髪色」が原因で放送停止に!=ネット猛反発

配信日時:2020年6月30日(火) 14時20分
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30日、観察者網は、中国で放送されたテレビアニメのキャラクターが「髪を染めている」という理由でクレームが付き、放送停止に追い込まれる事態が発生したと報じた。

2020年6月30日、中国メディアの観察者網によると、中国で放送されたテレビアニメのキャラクターが「髪を染めている」というクレームが付き、放送停止に追い込まれる事態が発生した。

記事によると、湖南省のテレビ局のアニメチャンネルで5月11~23日に放送された中国アニメ「菲夢少女」について、視聴者から「価値観の方向性に問題がある。頭髪をさまざまな色に染めたり、派手な服装に変身したりすることを提唱すべきでない」との投書が同22日に寄せられた。

テレビ局側は今月12日、同作品は音楽に夢を抱く少女たちが問題を乗り越えて一緒に成長する様子を描いたものであり、その方向性に問題はないとの見解を示す一方で、「制作側は登場人物が多いことから髪の毛をそれぞれ異なる色にして見分けやすくした。また、ステージでの派手な衣装は、日常とステージでの場面転換効果を狙ったもの。染髪を提唱するわけではないが、未成年への潜在的な影響を軽視していた」とし、投書があった翌日の5月23日をもって放送を打ち切る措置を取ったことを明らかにしている。

この件について、中国のネットユーザーは「(あまりにくだらないクレームで)笑い死にしそう」「じゃあ、動物たちが話すアニメも全部放送中止だな」「視聴者も愚かなら、テレビ局も浅はか」「クレームを出す方も出す方だが、こんなクレームが通ってしまうことが問題」「だから国産アニメが育たないんだ」「ドラマやバラエティー番組にだって、髪の毛を染めた人は出てるぞ」など、クレームをつけた視聴者と放送打ち切りの判断をしたテレビ局双方に対する批判の声が数多く寄せられた。

また、「それならモノクロ放送にしたらいいじゃないか」「みんな頭巾をかぶせればいい」など、放送中止以外の「対応策」について議論するユーザーも。さらには「毎日のように告発告発って、まるで文化大革命の時みたいじゃないか」と、思想や言論の制限に危機感を覚える声も見られた。

このほか、同作品について「待って。これラブライブそっくりじゃない?」など、日本のアイドル系アニメを模倣したような作風であることにツッコミを入れるユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻

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