日清戦争から120年、韓国メディアが当時との違い強調=「韓国はもう盲目無知な弱小国ではない」

Record China    2014年1月14日(火) 5時30分

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13日、中国紙・環球時報は、中国および朝鮮半島に深い傷跡を残した日清戦争に関する韓国メディアの記事を紹介した。韓国・中央日報は、世界上位の経済大国へと発展した韓国は当時の弱小国とは違うと指摘した。写真は中国の日清戦争博物館。

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2014年1月13日、環球時報は、中国および朝鮮半島に深い傷跡を残した日清戦争(中国名・甲午戦争)に関する韓国メディアの記事を紹介した。

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韓国紙・毎日経済新聞は、「甲午(きのえうま)は韓国人に亡国の歴史を思い出させる」とした上で、「新興帝国・日本の侵略により中国ですら亡国の憂き目に合う寸前まで追い詰められた。朝鮮王朝は滅亡へ向かうしかなかった」と指摘。「甲午が再びめぐってきた2014年に歴史の十字路に再度立たされた韓国は、120年前の分裂と不信任がもたらした失敗と悲惨な歴史を繰り返してはならない」と呼び掛けた。

中央日報も、日清戦争から120年が経過したアジア情勢について、「120年前と違うのは、台頭した中国が米国と肩を並べ、韓国も朝鮮王朝末期のような盲目無知な弱小国ではないことだ。韓国は経済大国として上位15カ国に入っている」と指摘した。

国民日報は、朝鮮半島をめぐる情勢は120年前の日本・清国・ロシア3カ国によるものから、現在は「戦争へ再び進み始めた」日本、新しい大国関係「G2論」を模索する中国、そして「アジア回帰」を掲げる米国の3カ国に形を変えたと指摘。朝鮮半島が南北に分裂し、中国は衰退していた当時の清王朝とは様変わりし米国と激しい競争を繰り広げ、日中両国の対立もかつてないほど激化するなど、北東アジアをめぐる情勢は揺らいでいると述べた。(翻訳・編集/NY)

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