ピーター・チャン監督に「中華文化人物」名誉賞、異邦人の快挙を語る―マカオ

Record China    2014年1月13日(月) 16時3分

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12日、中華文化の発展に貢献した人物に贈られる名誉賞「中華文化人物」に、香港の映画監督ピーター・チャンが選ばれた。

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2014年1月12日、中華文化の発展に貢献した人物に贈られる名誉賞「中華文化人物」に、香港の映画監督ピーター・チャン(陳可辛)が選ばれた。騰訊娯楽網が伝えた。

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中華文化促進会や香港フェニックステレビが主催し、中華文化の発展に貢献した各界の人物に贈られる名誉賞「中華文化人物」。今年は映画監督のピーター・チャン、台湾の女優詩人の席慕容(シー・ムーロン)らが選ばれ、マカオで授賞式が行われた。

香港の映画監督の中で、「中華文化人物」を受賞するのはチャン監督が初めて。映画「ラヴソング」や「孫文の義士団」などで知られるチャン監督は華人だが、両親はタイ華僑のためずっとタイで育った。18歳で映画の勉強のため米国へ渡り、さらに香港で映画界入りしたという経歴の持ち主だ。「中国語は話せるが、表現するのにかなり苦労する」とも語っており、中華文化とは一線を画した環境で育ってきた。

受賞にあたってチャン監督は、金鶏奨や金馬奨といった中華圏最高レベルの映画賞をもらうより「もっとうれしい」とコメント。異邦人である自分の仕事の中で、中華文化への貢献を認められたのは何よりの喜びだという。(翻訳・編集/Mathilda

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