各地で大学生の飛び降り自殺が多発、危険な12タイプを発表―中国

Record China    2007年5月22日(火) 8時8分

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2007年5月16日、中国人民大学で大学院生が飛び降り自殺をした。中国では近年、大学生の飛び降り自殺が多発しており問題となっている。中国人民大学ではこうした事件を防ぐための対策をまとめ、「特に注意が必要な12タイプ」を発表した。写真は清華大学。

2007年5月16日、北京市にある中国人民大学で大学院生が飛び降り自殺をする事件があった。中国では近年、大学生の飛び降り自殺が多発しており、問題となっている。

5月は自殺が特に多い時期で、今月、北京だけでも清華大学、北京師範大学、中国農業大学、北京石油化工学院など、多数の大学で大学生・大学院生が飛び降り自殺をしている。

これを受け、中国人民大学は今月16日、学生のこうした事件を防ぐための対策をまとめ、大学内の関係者へ通知した。「春から夏にかけては心に問題をかかえる学生が特に増える時期」とし、学生の心理状態に特に注意するよう各学部の関係者に呼びかけた。

また、この中で「特に注意が必要な12タイプ」がまとめてあり、恋愛で挫折した者、人間関係の上手くいっていない者、家庭などで重大な変化があった者、学業のストレスが大きい者、内向的で人との付き合いが少ない者、劣等感が強い者、経済的に困難な者などが挙げられている。(翻訳/編集・藤野)

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