2014年1月9日、米国営ラジオ局ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトによると、中国の海外旅行者が14年に年間1億人の大台を突破する見込みだ。

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中国社会科学院観光センターは8日、報告書「2013−2014年中国観光発展の分析と予測」を発表し、中国の国内旅行業界が世界で最も成長する市場の1つになると予測した。

中国メディアによると、中国国家観光局の邵●偉（シャオ・チーウェイ、●は王偏に其）局長は6日に開催された全国観光会議で、13年に中国の海外旅行者数が前年比1400万人増の9730万人に達したことを明らかにし、14年は1億人の大台を突破するだろうと語った。

世界観光機関（UNWTO）が13年4月に発表したデータによると、12年の中国の海外旅行者による支出は1020億ドル（約1兆6100億円）に達し、ドイツ人と米国人を超えて世界で最も有望な観光収入の供給源となった。

また、中国メディアは、中国では14年は55−65歳の高齢者による海外旅行が大きなトレンドになると予測。米フォーブスは、中国は多くの国とビザ相互免除措置の締結を希望しており、裕福な中国人観光客の争奪戦に後れを取らないよう各国も動き始めていると報じた。（翻訳・編集/HA）