深夜10時、PCR検査スタッフに少女が手話でメッセージ

人民網日本語版    2020年6月24日(水) 22時0分

拡大

22日深夜10時、北京市豊台区にある趙登禹学校のグラウンドでは、明かりが煌々と灯されていた。

(1 / 2 枚)

6月22日深夜10時、北京市豊台区にある趙登禹学校のグラウンドでは、明かりが煌々と灯されていた。北京安定病院から派遣されたPCR検査支援の検体採取スタッフはまだ持ち場に就いたままで、続々とやって来る住民の検体採取を続けていた。猛暑のなか、午後3時から7時間連続で作業に当たっており、防護服を着たスタッフらは全身がすっかり汗まみれになり、暑さで顔を真っ赤にしていた。北京日報が伝えた。

その他の写真

この時、グラウンドのフェンスのところから、「あなたは私の天使、ずっと私を導いてくれる」という美しい歌声が聞こえてきた。そこにいたのは1人の少女。家族に付き添われ、音響装置から流れる音楽に合わせて、両手をフェンスから突き出し、スタッフに向かって真剣に手話で「ありがとう」とメッセージを送っていた。スタッフが自分のほうを見たのが分かると、少女と彼女の家族は申し合わせたように一斉に手を振り、「お疲れさまです!」とスタッフをねぎらった。

この日、最高気温は35度に達し、北京安定病院のスタッフ43人は夜11時まで作業に当たっていた。熱中症予防のため、彼らは12人が1組となって交替で休憩を取りながら作業を続け、4000人以上の住民たちの検体採取を行った。(編集AK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携