豪雨被害の中国26省で延べ1122万人が被災

人民網日本語版    2020年6月24日(水) 21時50分

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中国国家応急管理部によると、今月23日の時点で、豪雨による洪水の被災者は、広西壮(チワン)族自治区、貴州省、広東省、湖南省、江西省、重慶市など26省(区、市)で延べ1122万人に達した。

中国国家応急管理部によると、今月23日の時点で、豪雨による洪水の被災者は、広西壮(チワン)族自治区、貴州省、広東省、湖南省、江西省、重慶市など26省(区、市)で延べ1122万人に達した。そして、57万1000人が緊急避難し、21万3000人が緊急生活支援を必要としている。倒壊した家屋は約9300棟、その他、17万1000棟が損壊した。被害を受けた農作物の面積は861千ヘクタール、直接的な経済損失は241億元(1元は約15.07円)に達した。中国新聞網が報じた。

長江流域は現在、全面的に増水期に入っており、洪水発生防止対策の重要な段階となっている。

中国国家水害・干ばつ対策総指揮部は、各当局に対して、組織の指導を強化し、緊急時の連動や情報の共有、協調業務メカニズムなどを整備するよう指示。さらに、長江水害・干ばつ対策総指揮部に対して、長江流域の水害防止対策を率先して講じるという職責を全うするよう求めるほか、各地に対して、行政首長責任制を中心とした水害・干ばつ対策責任制を全面的に実施し、一致団結して協力し、災害を食い止めるよう指示した。

増水期に入って以来、中国国家水害・干ばつ対策総指揮部弁公室は、水害・干ばつの発生を注視し、応急、水利、気象などの当局が合同協議を展開できるよう取り決め、必要時にはただちに水害・干ばつ対策を講じることができる態勢を整えてきた。応急管理部は、各級の消防救援隊が洪水防止、応急措置、救援などの任務1798件に携わるよう手配し、消防救援の指揮官、隊員合わせて延べ2万2000人を動員し、身動きが取れなくなった被災者ら約2万6000人を救出、移送した。(編集KN)

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