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日本人はなぜ人の代わりに謝罪したがるのか―中国メディア

配信日時:2020年6月21日(日) 11時20分
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19日、環球網は「おもしろ文化、日本人はなぜ人の代わりに謝罪したがるのか」と題した記事を掲載し、日本人は個人が犯した誤りのためではなく集団の利益を守るために謝罪することが多いと紹介した。資料写真。

2020年6月19日、環球網は「おもしろ文化、日本人はなぜ人の代わりに謝罪したがるのか」と題した記事を掲載し、日本人は個人が犯した誤りのためではなく集団の利益を守るために謝罪することが多いと紹介した。日本人は、相手に迷惑をかけたり会社の名誉を傷つけたりしたことに対して、当事者だけでなく上司や同僚までも謝罪することがあると伝えた。

記事は、日本企業の謝罪はよく見られ、新聞に謝罪広告を掲載することも多いとし、その謝罪内容は品質問題や食品の異物混入、ネット上の個人情報流失などさまざまで、1カ月に40件以上の謝罪広告を掲載した新聞もあると紹介。「企業の謝罪目的は損失拡大を防ぐことであり、情報社会においてはメディアと大衆が動向を注視しており、暴かれるよりも自ら謝罪したほうがよく、公にすることで誠実な印象を与え、マイナスイメージを消すことができる」と分析した。

また、謝罪は企業の危機管理の手段でもあるとし、利益のために謝罪することは社会的視点から判断して、たとえマイナスとなる情報であっても迅速に情報を公開すると述べ、企業は信用問題で経営危機に陥ることを恐れると分析した。タイムリーな謝罪は広告および消費者と交流の役割があるとし、「日本の企業にとって謝罪は習慣と文化である」とした。

また記事は、芸能人のメンバーの1人が犯した過ちにメンバー全員が頭を下げて謝罪することもあると紹介。少し前に、女子高生に対する強制わいせつ罪で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也さんの事件ついてTOKIOの他のメンバーが各方面に謝罪し、「原点に戻り」「前を向いていきたい」と連名のコメントを発表した件を例に挙げた。

記事はその他にも、「日本の家庭には夫が不倫した際に妻が謝罪するという不思議な現象もある」と紹介。これを日本の「世間体」によるものと考えている。日本人は外からどう見られるかを重視し、道徳上の普遍的価値を守るのも、外部に迷惑をかけないためと分析し、「不倫した夫に代わり妻が謝罪することは世間体から考えて仕方のないことであり、賢い選択でもある」「これは、寛大な妻が家族の中の地位を上げ、利益共同体を共に守ることに当たる」とし、「さらに寛大な離婚さえも世間体に関わる」と紹介した。

また上記とは別に、環球網の記者は長い日本生活から、「個人的に日本人にとって謝罪はときに習慣であり、真に過ちを悔い改めるほどの行動ではないのではないか」と述べ、記事を締めくくった。(翻訳・編集/多部)

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