テレビの年間廃棄量は4000万台!=中国を襲う“家電ゴミラッシュ”は環境にも影響―英紙

配信日時:2014年1月9日(木) 8時0分
テレビの年間廃棄量は4000万台!=中国を襲う“家電ゴミラッシュ”は環境にも影響―英紙
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7日、中国で大量の家電ゴミが生じつつある。経済的に豊かになり、最初に買った冷蔵庫やテレビ、洗濯機、パソコンなどの家電が多くの家庭で買い換えられようとしている。
2014年1月7日、参考消息網によれば、英タイムズ紙ウェブサイトは5日、中国で大量の家電ゴミが生じつつあると報じた。経済的に豊かになり、最初に買った冷蔵庫やテレビ、洗濯機、パソコンなどの家電が多くの家庭で買い換えられようとしている。

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ここに驚くべき数字がある。中国で使われている携帯電話は8億台、テレビは5億台、パソコンは2億3000万台、冷蔵庫は3億4000万台に上り、廃棄される家電ゴミの重量は100万トンを超える。現在、中国ではこの問題に対応するための設備作りが急ピッチで進められているが、中国で1年間に廃棄されるテレビは4000万台、冷蔵庫は1000万台、エアコンは2000万台、パソコンは1億台に上り、今後4年間も世界的な家電ゴミラッシュが続くとみられている。

あるゴミ回収企業の社長は、中国が第1世代の液晶モニターやテレビを処理する時は、安全に処理できる新しい設備が必要になると話す。国連の援助の下、各国政府や専門家、企業が共同で進めている研究プロジェクトのレポートでは、全世界で1年間に廃棄される電子機器は、2017年には30%増加して6000万トンに達するとの予測が出されている。また別の研究では、中国は世界各国から出るハイテクゴミの最大の“違法投棄地”になっているとされている。

家電ゴミ問題の解決を呼び掛けている団体の研究員は、家電ゴミの増加は大部分が中国などの新興国から出ていると指摘。電子機器からは金や銀、パラジウムなどレアメタルがリサイクルできることから回収ビジネスが注目されているものの、設備が整っていない回収工場から有害な汚染物質が排出されるという問題もある。家電ゴミの増加をコントロールできなければ、さらに危険な状態になるだろう。(翻訳・編集/岡田)
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