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新型コロナウイルスは神経細胞にも感染、自己複製可能―香港大学研究

配信日時:2020年8月6日(木) 13時20分
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5日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、香港の大学の研究グループが新型コロナウイルスについて神経細胞にも感染する可能性があるとの研究結果を発表したと報じた。写真は北京のPCR検査。

2020年8月5日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトによると、香港の大学の研究グループが新型コロナウイルスについて神経細胞にも感染する可能性があるとの研究結果を発表した。

記事は、世界で新型コロナの感染者が1800万人を超えており、一部の感染者には不眠、言語障害、精神錯乱、癲癇、脳疾患などの神経性症状が出ているとした上で、香港大学医学院が中国科学院深セン先進技術研究院と協同で実施した研究により、ヒトの神経前駆細胞や脳皮質ニューロンが新型コロナウイルスに感染して回復を遅らせるだけでなく、ウイルスが自ら複製し得ることを初めて発見したと伝えた。

その上で、中国科学院主管の科学ジャーナル「細胞研究」に掲載されたこの研究について、人工多能性幹細胞(iPSCs)を用いた実験の中で、ウイルスに感染した神経細胞球と脳オルガノイドから、大量のカプシドタンパク質と感染性ウイルス顆粒が検出されたことを発見したとし、「皮質ニューロンや神経前駆細胞を含むヒトの脳部がウイルスに感染し得るということだ」と説明した。

研究リーダーの黄建東(ホアン・ジエンドン)香港大学医学院生物医学学院教授は今回の研究結果について「新型コロナウイルスが神経系統に引き起こすメカニズムや、味覚嗅覚の異常などを含む発現について理解する手掛かりになる」とコメントしたという。(翻訳・編集/川尻

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