<尖閣問題>「アジア最悪の悪夢、日中戦争」=開戦なら日米に溝も―米誌

Record China    2014年1月8日(水) 8時40分

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7日、米外交専門誌ナショナル・インタレストはこのほど、「アジア最悪の悪夢、日中戦争」と題する記事を掲載し、尖閣諸島の領有権対立が日米に猜疑心を生んでいると指摘した。写真は中国空軍。

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2014年1月7日、新華網によると、米外交専門誌ナショナル・インタレストはこのほど、「アジア最悪の悪夢、日中戦争」と題する記事を掲載し、尖閣諸島の領有権対立が日米に猜疑心を生んでいると指摘した。筆者は米海軍軍事学院の軍事専門家。

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東アジアにおける戦争リスクを低く見積もってはならない。欧米の視点ではアジアの紛争を理解するのは難しい。たとえば尖閣諸島をめぐる日中対立がそうだ。

米国の専門家は「尖閣には労力や時間を投入する価値などない」とみる。しかし、米国、中国、日本の3者は歴史的経緯から、自らの意志を貫くため長い時間を費やしている。誰もがそれぞれの目標を最小の労力で実現したいだろう。戦争リスクが好きな者などいない。しかし同様に、領土と海洋主権の放棄を、戦争やさらに最悪の事態と比べて天びんにかける事態も想定される。

だから利益をめぐる対立は、瞬く間に中国と日米同盟による大規模戦争に発展するリスクをはらんでいる。米国がどの程度前向きになるかも未知数だ。片方は永遠の同盟国と強く思っていても、もう片方がそれほど強い決意があるとは証明できない。日米同盟は戦時になれば緊張状態になる可能性がある。(翻訳・編集/AA)

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