【CRI時評】国家安全法の制定は乱れた香港が秩序を取り戻す転機だ

CRI online    2020年6月16日(火) 22時5分

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「『一国二制度』の制度体制を堅持し完璧にする―香港基本法公布30周年記念」と題した国際シンポジウムがこのほど、深センで開催された。出席者はいずれも、香港に関連する「国家安全法」の制定が香港の混乱する状況を終結させる転機になり、香港で「一国二制度」を長期に渡り継続させる重要な保障...

「『一国二制度』の制度体制を堅持し完璧にする―香港基本法公布30周年記念」と題した国際シンポジウムがこのほど、深センで開催された。出席者はいずれも、香港に関連する「国家安全法」の制定が香港の混乱する状況を終結させる転機になり、香港で「一国二制度」を長期に渡り継続させる重要な保障になるとの認識を示した。

 中国国務院香港マカオ事務弁公室の鄧中華副主任はシンポジウムの席上、「国家安全法」の関連内容と今後に定められる関連法は「香港基本法公布30周年の最もよい記念」と述べた。

 香港における経済や民生の多くの問題を解決し改善するためには、いずれも安定した社会環境が必要だ。香港・国家安全法は分裂や政権転覆、テロの活動や外部勢力の干渉を予防し阻止し、処罰することで、「一国」を着実に強化し完全なものにする。そうなってこそ、広範な香港住民の法にもとづく権利と自由の享受を保障し、投資家の信頼と社会秩序を回復し、「二制度」を改めて良好な発展の道へと戻していくことができる。

 だからこそ多くの香港市民が「ずっと待ち望んでいた」「もっと早くこうすべきだった」と、香港・国家安全法への賛同と支持を表明したわけだ。香港では各界団体と地位ある人々が署名運動を実施し、8日間で香港市民293万人近くの署名と支持を集めた。このことは、国家安全法の成立が香港の民意の主流であることを示している。

 かつての危機は今まさに、転機になりつつある。香港での人心は定まった。暴力で香港を乱すことはすでに、民意の主流からはかけ離れている。国の安全の最低ラインが堅固に守られてこそ、「一国二制度」の前途はより広がる。国家安全法の立法手続きが進むにつれ、香港の社会秩序は次第に回復しつつあり、法治とビジネス環境は改善されていく。国際金融や航空運輸、貿易の中心としての香港の地位はより強固になる。香港はこれまで以上に世界各国の企業にとって、法にもとづき経営を行い発展していくために有利な土地になっていく。(CRI論説員)

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