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ソウル市の「営業禁止命令」解除、医師出身の政治家が批判「導火線に点火するようなもの」

配信日時:2020年6月17日(水) 7時20分
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15日、韓国・朝鮮日報によると、ソウル市は、新型コロナウイルスの集団感染を受け、遊興施設に出していた実質的な営業禁止命令を同日、解除した。写真はソウル。

2020年6月15日、韓国・朝鮮日報によると、ソウル市は、新型コロナウイルスの集団感染を受け、遊興施設に出していた実質的な営業禁止命令を同日、解除した。記事は、医師出身で、「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が同日、自身のフェイスブックで営業禁止命令解除に批判を繰り広げたことを報じた。

安氏は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年3月には政治活動を一時中断し、当時多くの感染者が確認されていた同国南東部の大邱(テグ)で、医療ボランティアに携わったことでも知られる。

安氏は、ソウル市が営業禁止命令を解除したことを受け、フェイスブックに「正気か」と投稿。同市では5月に繁華街・梨泰院(イテウォン)のナイトクラブで集団感染が発生し、その後感染が拡大したことから、「感染の第2波も懸念されているこの時点での解除は、首都圏のあちこちで導火線に点火するようなものだ」と批判を繰り広げた。さらに、「遊興施設の店主の人たちも、現在の状況を察して下さると信じる」とし、同市に営業禁止命令解除の撤回を求めた。

同市は禁止命令解除と同時に、1段階緩和した「集合制限命令」を発令。営業を許可するに当たり、利用人数を制限することや、テーブル間を一定距離確保することなどの条件を設けている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「医師の話には耳を傾けるべき」「良く言った。安哲秀を応援する」「正論を言い、正しい行動を取る政治家だ」などと安氏の主張に同調する声が上がっている。

一方、「特定の業種の店だけ継続して店を閉めさせるのは不公平では?」「遊興施設の従業員も周辺の店で働く人たちも生活していかなければならない。安氏の意見は間違っている」「商売ができなくなったら、安氏が責任を取ってくれるのか」と否定的なコメントも。

その他、「継続して営業を禁止するなら、国や自治体が支援すべきだ」「遊興施設から感染が再拡大した国もある。注意すべきだ」「今の政府の的外れな対策では、韓国でコロナは絶対終息しない」といった声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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