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「韓国政府は日本に強く北朝鮮に弱い」メディアの指摘にネットの反応は?

配信日時:2020年6月16日(火) 12時20分
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15日、韓国・国民日報は「日本には強く、北朝鮮には弱い韓国政府」と題した記事を掲載した。写真はソウルの世宗大王像。

2020年6月15日、韓国・国民日報は「日本には強く、北朝鮮には弱い韓国政府」と題した記事を掲載した。

日本政府は14日、世界文化遺産の「明治日本の産業革命遺産」に関する「産業遺産情報センター」を公開した。これを受け韓国外交部の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は15日、同施設では「日帝による韓国人の強制労働の歴史がきちんと伝えられていない」として、冨田浩司・駐韓日本大使を呼んで抗議した。「展示には歴史を歪曲(わいきょく)した内容が含まれる」と遺憾を表し、「世界文化遺産登録当時、国際社会に約束した強制労働犠牲者に対する措置を履行する」よう求めたという。また外交部も、日本に対し「登録当時の世界遺産委員会の勧告と日本が約束した措置が全く履行されていないことについて、強く抗議する」と表明した。

しかし記事は、「韓国政府は日本の過ちに積極対応しているが、韓国への暴言が相次ぐ北朝鮮に対しても同次元の対応を取るべきだとの指摘が出ている」と伝えている。

最近、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が韓国への非難と暴言を繰り返しているほか、平壌の有名冷麺店「玉流館」の料理長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領を中傷したことも話題になっている。そうした中でも、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)」関係者は「現政権の発足当時、北朝鮮が毎日のように武力示威をしてきたこともあった」「時間は掛かるだろうが、また対話を始めるべきではないか」と述べているという。

これを、記事は「『南北は全ての合意を遵守するよう努力するべきだ』という統一部の立場を再確認したもの」だと評している。また、朝鮮労働党のチャン・グムチョル統一戦線部長が「南朝鮮(韓国)当局に対する信頼は粉々になった」と発言した時も、韓国政府は「沈黙を維持していた」とも指摘している。

野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表は「政府として北朝鮮への警告を正式に発表し、全軍に警戒態勢強化を指示すべきだ。国防部や統一部の生ぬるい声明と論評で対処する問題ではない」と強く述べているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「政府は北朝鮮寄りなんだから、弱くて当然だ」「北朝鮮にビンタされて、日本に八つ当たりしているんだな」「(日本と北朝鮮の)どっちにもやられっぱなしじゃないか」などのコメントが寄せられている。

その他、「ひどい記事だ。日本に対して強く出ることが不満なのか?」「日本に対しては、はいつくばれとでも?」という意見と、「主敵は誰だ?。日本は友邦、北こそ敵だよ」という意見の対立も見られ、そこに「日本にも北朝鮮にも強く出ればいいんだろ(笑)」というツッコミが入る展開も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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