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中豪対立の中、中国が覚せい剤密輸でオーストラリア人被告に死刑判決―仏メディア

配信日時:2020年6月15日(月) 11時20分
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中国広東省広州市中級人民法院は13日、覚せい剤を密輸したオーストラリア人に死刑を言い渡した。写真は広州中級人民法院。

中国広東省広州市中級人民法院は13日、覚せい剤を密輸したオーストラリア人の被告に死刑を言い渡した。仏国際放送局RFIなどが伝えた。

オーストラリア人のKarm Gilespie被告は、2013年12月31日に広州市の白雲国際空港から出国する際、所持していた荷物の中から覚せい剤の一種、メタンフェタミン7.5キロが見つかり逮捕された。死刑判決を受け、オーストラリア政府は「非常に悲しんでいる。オーストラリアはいかなる状況でも、またいかなる人物に対しても、死刑の執行には反対する」との声明を発表した。

新型コロナウイルスをめぐり中豪が対立する中での判決だが、これについて問われたサイモン・バーミンガム貿易・観光・投資担当相は「必ずしもそのように見る必要はない」と関連性を否定した。

オーストラリア政府は4月、新型コロナウイルスをめぐり中国に対する国際的な調査を要求。その後、中国はオーストラリアの食肉大手4社からの牛肉輸入を停止したほか、大麦に反ダンピング関税をかけるなどの措置を講じていた。

バーミンガム氏は新型コロナによる渡航制限が解除された後、適切な時期に中国を訪問したいとの考えを示す一方で、「国家間の意見の対立は対話と公開討論で解決すべき。中国も同意することを期待したい。理想的には早い方が良い。訪問を待たずとも、ビデオ会議や電話などでもいい」と述べ、貿易問題での早期対話を呼び掛けた。

また、中国政府は自国民にオーストラリアへの渡航自粛を呼び掛けてもいるが、バーミンガム氏は「過去にも中国は同様の警告を発したことがあるが、オーストラリアを訪れる中国人留学生や観光客を阻止できなかった」と指摘した。(翻訳・編集/北田

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