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北京でクラスター発生、当局「ウイルスは欧州から来たもの」―仏メディア

配信日時:2020年6月15日(月) 10時20分
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15日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、北京の食品市場で発生した新型コロナウイルスのクラスター感染について、ウイルスは欧州から流入したものと報じた。写真は新発地の海鮮市場。

2020年6月15日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、北京の食品市場で発生した新型コロナウイルスのクラスター感染について、ウイルスは欧州から流入したものとする中国国内の専門家の見解を報じた。

記事は、北京市最大の食品卸売市場である新発地市場で11日に最初の感染者が発生して以降、12日に7人、13日には36人の感染が明らかになったと紹介。同市では14日より同市場の濃厚接触者に対して14日間の出勤停止が命じられ、同市場に行ったことがある全市民への検査が行われており、同市トップが13日に「わが市は非常な時期に入った」と宣言したことを伝えた。

そして、同市場にウイルスが流入した経路について、同市疾病コントロールセンターの専門家・楊鵬(ヤン・パン)氏が14日に「ゲノム解析の結果、ウイルスは欧州から来たものであることを発見した」と述べたとする一方、海産物にウイルスが付着していたのか、市場を訪れた人の分泌物によって拡散したのかなど、感染が広がった経緯については明らかにできていないとしている。

また、同市場の販売されたサーモンをさばくのに使用したまな板からウイルスが検出されたことで、同市内の一部スーパーマーケットではサーモンをすべて陳列棚から撤去する措置が取られ、多くの飲食店でもサーモンに関係する料理の提供が中止されていると伝えた。

一方で、多くのウイルス専門家からは「サーモンのまな板からウイルスが検出されたとしても、サーモン自体が感染しウイルスを持っていたことの証明にはならない。現在サーモンがウイルスに感染するという科学的な証拠は何も見つかっていないうえ、食品を通じて感染が広がる可能性も非常に低い」との意見が出ていることを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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