韓国自動車業界、下半期に40以上の新車発売計画=ネットは購入慎重「また欠陥が…」

Record China    2020年6月16日(火) 8時20分

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14日、韓国・ニューシスは、「韓国の自動車業界が今年下半期に40種類以上の新車を発売し、激しい販売競争に乗り出す計画だ」と報じた。写真は現代自動車。

2020年6月14日、韓国・ニューシスは、「韓国の自動車業界が今年下半期に40種類以上の新車を発売し、激しい販売競争に乗り出す計画だ」と報じた。新型コロナウイルス感染症の影響で海外市場での売り上げが低調となる中、国内市場での販売拡大に攻勢をかけるという。

今年下半期に発売される新車の中で最も注目されているモデルは、現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」のGV70。既に販売されているGV80に続くスポーツ用多目的車(SUV)で、自動車マニアらから関心を集めているという。また、同社は来月、コンパクトSUV「ツーソン」や「コナ」の新型モデルを発売する。その他「アバンテ」や「ソナタ」などのセダンも新モデルの発表を控えているという。

起亜自動車は、ミニバン「カーニバル」や小型SUV「スポーティジ」などの新型モデルを発売予定。今回フルモデルチェンジされる「カーニバル」は特に注目を集めており、駐車時のハンドル操作をアシストする「スマートパーキングシステム」が搭載されるなど、同社の革新的技術が取り入れられているという。

また、ルノーサムスン自動車や双竜(サンヨン)自動車も新車発表を予定しているほか、メルセデスベンツやBMWといった海外の自動車メーカーも韓国市場で激しい競争を繰り広げる。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「(新型コロナウイルス感染症の経済対策で支給された)災害支援金も使って新車を買おうかな」「発売されたとしてもお金が無くて買えない」などといった声が上がっている。

一方、韓国の国産車をめぐっては今月、振動トラブルが相次いだ現代自動車の「ジェネシスGV80」が出荷を中断。このため、韓国車ついて厳しい意見も寄せられており、「こんなにたくさん新車を出されても、韓国車は信頼していないんだよな」「GV80のようなことがあると怖い。1年後に買おう」「発売されるや否や、また欠陥が問題になるよ」「性能は良くなく、外観やオプションの質で商売している印象」などといったコメントも見られる。(翻訳・編集/関)

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