香港「国家安全法」導入を支持のジャッキー・チェン、香港メディア「日本で再ブレーク」

Record China    2020年6月13日(土) 14時20分

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香港への国家安全法導入を支持する声明文を公表した俳優ジャッキー・チェンについて、これをきっかけに「日本で再ブレークした」と複数の香港メディアが報じている。

香港への国家安全法導入を支持する声明文を公表した俳優ジャッキー・チェン(成龍)について、これをきっかけに「日本で再ブレークした」と複数の香港メディアが報じている。

中国の全国人民代表大会(全人代)は先月28日、香港での反体制活動や外国からの介入を阻止することのできる国家安全法の導入を決定。「一国二制度」が形骸化し、言論や表現の自由が圧迫される可能性もある国家安全法だが、ジャッキー・チェンをはじめ芸能界や関連団体から2605人が連名で声明文を公表し、導入への支持を表明している。

ジャッキー・チェンは日本で、すでに40年近くにわたって人気を保ち、知らない人はいないほど知名度が高い。近年は中国への愛国的な態度がたびたび話題になってきたが、今回の声明文のニュースは、日本のファンに大きな衝撃を与えるものに。複数の香港メディアでは、ツイッター上で「さよならジャッキー」と決別を表明する人が多く、有名人や元国会議員の名前もあると報道。「ジャッキー・チェンは今回、日本で再ブレークした」と反響の大きさを報じている。

1989年の天安門事件では、民主化を求める学生たちを支持していたジャッキー・チェンだが、態度が変わったのは1997年の香港返還後からのこと。2004年3月、台湾総統選で民進党が勝利した時は、「今後4年間、台湾へ行かない」と表明して世間を驚かせた。昨年6月、香港で「逃亡犯条例」改正案に反対する抗議活動が始まった時には、中国国営テレビのインタビューで、「五星紅旗(中国の国旗)の守り手」の1人であることを表明している。(Mathilda

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